ミキちゃんマキちゃんサイズ☆フエルトのレオタード
2012/11/19 (Mon)
フエルトでミキマキ園児サイズでフエルト用の型紙を仕上げてみました。

縫うところをできるだけ減らしています。





今回のモデルはあおいちゃん。
   
こちらの記事も同じ型紙ですが、えりぐりを少し詰めています。


なぜ園児なのに、いきなり戦隊モノが?
というのはこの型紙を出すためで〜す。
(ホントか?私?)



←抜け殻状態。
作り方を順番に写真で解説します。





型紙をまち針でフエルトに固定します。

裁断する時は、型紙の「表」と書いているほうを上にして布に当てて下さい。


←写真の型紙は試作途中の物なのでダーツとか書き込みがありますが、形は同じです。


線に沿ってハサミで切り取ります。


できるだけていねいに切り取って下さいねー。
  型紙をそっと離します。
フエルトはそのまま、ひっくり返したりしないで下さい。


←ヤギの角のように上向きに角が2本出ていますが、ここが左右の後ろ見頃になります。

向かって左の小さいほうの角が、仕上げでは右の背中になります。


←今、見えている面が「表」です。
  まず、後ろ見頃の小さい角を折りたたみます。

この時に左側のカドをそろえます。




←内側が「表」なので、この状態が中表になります。
  次に右側の大きい角を折りたたみます。

こちらは右カドに合わせます。
  左カドと右カドが合わさったところです。

←写真はビミョーにずれてますが、出来るだけ合わせて下さいね。
  またの部分をチクチク縫います。
小さいので、3〜4回、針を通したらで縫えてしまえると思います。

そんなにきれいに縫わなくても、そこそこ目が揃っていればOKです。

表返した時に縫い目がゆるんで広がらないように、糸は引っ張り気味で、きっちり縫い止めて下さい。
  次は脇です。

縫い方はまたの部分と一緒です。

こんな感じで両脇を縫います。


縫うのは、またとわきの3箇所だけです。
表にひっくり返して、あおいちゃんに着せます。
  次にマジックテープの取り付けです。
今回は縫うタイプではなく、裏がシールになっている物を使用しました。


接着タイプのマジックテープを巾で約5ミリほど切り取って用意します。

マジックテープの固いほうを、右の後ろ見頃の内側ぎりぎりに(ドールの身体に向けて)くっつけます。
   マジックテープの柔らかいほうを固いほうのテープにくっつけて、剥離紙をはがします。
  それを、ここぞという好みのところに貼り合わせます。

※このマジックテープの貼り付け方は、この通りではなく、貼りやすいようにお好きにどうぞ。



←この体勢でもカメラ目線のあおいちゃん。
   こんな感じで両方に貼り付きました。
  これで完成です。


ちょっとアレンジしてみます。
  次に、ゴムのレースを用意します。

これはまん中がゴムになっていて、伸び縮みするタイプのものです。

そうとは知らずに間違って買ったのですが、こんなところで役に立つとは。


ジェニーのガーターベルトにしようかなー?なんてことも思ってましたが。
   あおいちゃんの腰に回して大きさを決めてカットし、ぬいしろを外にして、軽く手縫いします。
  そのまま、はかせて二つ折りにすると、スカートっぽくなります。

バレリーナ志望のおこちゃまっぽく見えませんか♪♪

普通にレースを巻き付けても可愛いと思います。


  これは背中に羽根を貼り付けてエンジェル風に。

フエルトなので、ボンドで小花とかを飾り付けても面白そう。
  この型紙は元々、プチジェニーの体に沿うように原型を取って、フエルトで仕上げたり、型紙そのままを組み立てたりして遊んでいました。

←このままなら、亀の子どもみたいで可愛いなぁって??

ただ、組み立てやすい紙とは違い、布ではできるだけダーツを省略して作りたかったので、思うように身に添うようなシルエットになかなかならず、そのまま放置していました。

なので、仕上がりはそれなりですが、よければ使ってみて下さいね。


肩の角度は身体に沿うように、なで肩にしているので、もしドレスの原型にされる場合は補正が必要です。



過去記事はこちらです。
 型紙のダウンロードはこちらです。 ダウンロードに際して、規約をご覧下さい。

型紙はpdfでA4サイズになっています(余白が多いです)。

プリンター設定は「拡大縮小:無し」で印刷をお願いします。

型紙の下に定規を置いています。裁断時に縮尺が合っているかどうか確認して下さいね。

出来るだけジャストサイズにしたつもりですが、作成される時はまず一つめは試作のつもりでお願いします。
その後の補正はおまかせします。

 


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